代表者メッセージ
株主・投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
当社は、総合基礎建設業として、「1. 世界に通じる基礎を造る、2. 進歩の原点は現場にあり、3. 仕事を天職として社会に尽くす」を企業理念に掲げ、日本およびアセアン市場において、安全で安心な基礎建設事業を提供することを目指しております。国内事業においては、長年培ってきた豊富な知見と技術力を強みに、コンクリートパイル・鋼管杭・場所打ち杭の選択肢の中から、お客様のニーズに最適な基礎を提供しております。海外事業においては、国際的生産拠点として重要性が高まるベトナムにおいて事業を展開しております。同国では政府の大規模インフラ整備方針を背景に建設需要が急拡大しており、今後はグループ全体の持続的成長を牽引していくものと確信しております。
2026年3月期決算概要
現在の業界環境は、建設コスト高騰や人手不足の課題はあるものの、データセンター等のAI・DX関連投資、物流倉庫建設といった大型案件の需要は堅調に推移しております。国内事業はこうした需要を的確に捉え、全ての基礎杭に対応した『ワンストップ営業』と高い支持力を誇る独自の「Smart-MAGNUM工法」を主軸とした大型工事へのシフトを積極的に進めた結果、生産効率が向上し、収益基盤がより強固なものとなりました。また海外事業におきましても、政府の大規模インフラ整備方針を背景に建設需要が急回復いたしました。これに伴う大型案件の受注獲得と生産設備の整備により、工場の稼働率が大幅に改善いたしました。
これらの施策を進めたことで、2026年3月期における当社グループの経営成績につきましては、
となり、過去最高益を更新いたしました。
5か年計画の目標上方修正と資本効率経営の徹底
2024年5月にスタートした5か年計画では、諸施策の進展や想定を上回る外部環境の変化を背景に当初の最終年度の目標値を前倒しで達成することが見込まれたことから、2026年5月に最終年度の目標値を上方修正しました。今後も資本効率性を重視した経営を推進し、成長戦略の実行による持続的な利益成長を図るとともに『自己資本当期純利益率(ROE)11%以上』の達成に向け邁進してまいります。
5か年計画の財務目標の更新
株主還元の基本方針
株主還元については、持続的な企業価値向上・事業展開とともに、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題と位置付けております。配当については、各事業年度の業績・財務状況、今後の事業展開等を総合的に勘案し、内部留保とのバランスに配慮しながら、5か年計画期間中は、累進配当を基本とし、連結株主資本配当率(DOE)3.75%以上を目途として、安定的に配当を実施することを基本方針としております。
当社グループは、今後とも変わることなく経営の透明性確保を徹底し、皆様との信頼関係をより強固なものとするよう努めてまいります。今後も進捗状況や成果などについて適時適切に情報開示を行い、持続的成長と企業価値向上への道筋を示してまいります。株主・投資家の皆様におかれましては、引き続き一層のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。


